開催報告 時をときはなつ vol.1 時のフィールドワークショップ

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2014年12月21日、「時をときはなつ 時のフィールドワークショップvol.1」をせたがや文化生活情報センター 生活工房さんで開催しました。「時のフィールドワーク」というのは、この星に流れているいろいろな《時》と直接かかわるべく、フィールドに出てみよう! という企画です。

そして、記念すべき第一回目のテーマは「長い夜をともし火で照らそう」。

冬至の前日にあたるこの日、冬越し中の蜂に出会い、ミツロウをいただき、キャンドルを作る。そして夕暮れからキャンドルを灯しながら、夜について、冬について、みなさんで話し合おう、という内容でした。

ミツロウってなに? まずはそこから。ということで、世田谷区で養蜂を営まれている農家さんの「宍戸園」さんにお邪魔し、冬越ししている蜂たちの様子を実際に見せていただきながら、蜂たちとの一年について、お話をうかがいました。

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こちらが、蜂たちの巣箱。冬の間、蜂たちは数を減らして冬を越すので、このように一段になっています。しかし春から夏にかけては、蜂たちの数がぐんと増えるため、二段にするそうです。

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冬の蜂。

蜂たちはじっと、筋肉を震わせ発熱しながら、寒い冬を過ごしています。普段わたしたちがいただいているハチミツは、この冬越しの間彼らの貴重なエネルギー源となっているそうです。ミツロウというのは蜂の体から直接分泌される脂肪分で、蜂たちはそれをお腹の節目から分泌し、口でこねながら蜂の巣を作り上げて行きます。蜂の巣はミツロウでできているわけです。

養蜂家さんは、ハチミツを採取するために蜂の巣を取り出し、ハチミツをしぼりとってゆきます。そして、その残りものの蜂の巣は、キャンドルに利用することができるのです。

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蜂たちが受粉することで実った大きなレモン! 私たちもおすそ分けしていただきました。

さて、生活工房に戻りました。

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キッチンではまず、蜂の巣を煮詰めて、

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ガーゼでこして、ミツロウを純化させてゆきました。

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だんだんと、太くしてゆきます。

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次に、ミツロウを溶かして、

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カップのキャンドルも作りました!

そして夜が訪れます。

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キャンドルを灯し、宍戸園さんのレモンとお茶をいただきながら、「夜の好きなところや印象について」や「来年出会いたい時」について、みなさんで語らいました。

ところで、この時のワークショップでは、時のフィールドノートというものを使ってゆきます。

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ジャバラのノートに、いろいろな時を集めてゆき、自分だけのカレンダーを作ってゆく、というようなもの。

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図鑑で調べた「時」は色を塗ってゆき、実際に見かけたりかかわった時は、点をうってゆく、というノートです。

今回は、蜂やレモン、冬や夜との出会いでした。次回のワークショップまでに、いろいろな時を集めてゆこうと思います。

ワークショップの様子につきましては、ぜひ生活工房さんのブログも併せてごらんください。時をときはなつ、ときどきブログ

(佐々木真由子)

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